折り紙風車には、昔ながらの伝統的な4枚羽根から、高い風力効率を誇る立体風車、重厚感のある8枚羽根まで多彩なバリエーションが存在します。用途や子どもの年齢に応じた最適な構造を選択することが肝要です。
もっとも汎用性が高いのは、ストローと爪楊枝を主軸にした基本の4枚羽根モデルです。折り紙の対角線に切り込みを入れ、ひとつおきに角を中心へ集めて軸を通します。このとき、折り紙の先端を糊付けせず、軸の留め具だけで押さえる構造にすると、羽根のふくらみが自然に維持され、息で回る折り紙の風車へと進化します。
さらに高回転を狙うなら、2枚の折り紙を組み合わせて作る「8枚羽根(かざぐるま)」が圧倒的です。羽根の枚数が倍になることで受風面積が増加し、トルク(回転力)が向上します。風を受ける角度が細かく分散されるため、屋外の不規則な乱気流や、子どもの弱い呼気でもスムーズに初速がつきます。立体的なパーツを貼り合わせるユニット折り紙の技法を取り入れることで、型崩れしない剛性の高い風車に仕上がります。