生まれたときは一重に見えても、成長過程で二重へと変化する赤ちゃんには共通した目元の特徴があります。まぶたを持ち上げる筋肉(上眼瞼挙筋)と皮膚の結合状態、そして脂肪の厚みを観察することで、将来的な変化をある程度推測できます。
我が子の目元を観察する際は、以下の4つの特徴的なサインが出ているかチェックしてみてください。
① まぶたの皮膚が薄く、骨格のラインが見えやすい
まぶたを閉じたときや伏し目になった際、皮膚が薄く透き通るような質感があり、眼球の丸みに沿って自然な陰影ができる赤ちゃんは二重になりやすい傾向があります。二重の構造は、まぶたを持ち上げる筋肉の枝が皮膚の裏側に届くことで形成されます。皮膚が薄いほど、筋肉の収縮による引き込みが表面に現れやすくなります。
② 目を大きく見開いたときに「うっすら線」が入る
上を見上げたときや、おもちゃを目で追ってパッと目を見開いた瞬間に、まつ毛の生え際から数ミリ上にうっすらとした細い線が現れる場合、内部ですでに二重の癒着組織(挙筋腱膜の枝)が形成されている有力な証拠です。脂肪の重みに押し隠されているだけで、成長とともに脂肪が減れば常時くっきりとした二重に定着する可能性が高いサインといえます。
③ 寝起きや大泣きした直後に一時的な二重になる
普段は一重なのに、朝起きた直後や激しく泣いた後、あるいは体調を崩して少し熱を出したときなどに一時的に二重になる現象は、二重の折り込み構造が存在している証拠です。泣いたときの筋力緊張やまぶたの水分バランスの変化によって、一時的に内部のラインが表面化しています。このような「一時的な二重」を繰り返しながら、徐々に定着へ向かうパターンが典型的です。
④ すでに片目だけ二重、または奥二重の傾向がある
「右目だけパッチリ二重で左目は一重」というように、片目だけ二重になっている赤ちゃんは非常に多く見られます。人間の身体は完全な左右対称ではなく、まぶたの脂肪量や筋肉の発達速度にも左右差があります。片目が二重になっているということは、遺伝的にも構造的にも二重の要素を確実に持っていることを示しており、もう片方も1〜3歳頃までに追いついて二重になるケースが多勢を占めます。