Q1:赤味噌と合わせ味噌、どちらを使うのが一番プロの味に近づきますか?
A1:どちらもプロ級の仕上がりになりますが、目指す方向性によって選択が分かれます。街の中華料理店のような誰からも愛される甘辛く香ばしい味に仕上げたいなら「合わせ味噌」、四川料理店のような重厚な深みと大人向けの渋みを演出したいなら「赤味噌」を選ぶのが確実です。赤味噌を使う際は、砂糖を小さじ1程度多めに加えることで塩味の角が取れ、劇的なコクへと変化します。
Q2:豆板醤を全く使わないと、麻婆豆腐らしいパンチが消えてしまいませんか?
A2:辛味のパンチを味噌の「コクと旨味」が十分に補うため、物足りなさを感じる心配はありません。パンチを補強したい場合は、ニンニクと生姜の量を1.5倍に増やし、粗挽きの黒胡椒を肉を炒める段階で振るのが効果的です。辛さを求める大人は、完成後に各自の小皿でラー油や花椒(ホワジャオ)をひと振りするだけで、子供用の甘口から一瞬で本格派の痺辛麻婆豆腐へとクラスチェンジできます。
Q3:翌日温め直すと豆腐から水が出てシャバシャバになります。どう防げばいいですか?
A3:最大の原因は「片栗粉の加熱不足」と「豆腐の水切り不足」です。片栗粉は火を止めて混ぜ入れた後、再度点火して1分以上ボコボコと沸騰させないと、翌日酵素の働きによって水分が分離してしまいます。また、調理手順にある「塩水での下茹で」を確実に実施することで豆腐内部の水分流出が大幅に抑えられ、翌日レンジで温め直してもしっかりとしたとろみが持続します。