刑の確定から年月が経った2026年現在、北九州事件犯人の現在はどうなっているのでしょうか。法務省関係者の証言やジャーナリストの面会記録を通じて、2人の現在の様子が伝えられています。
福岡拘置所に収容されている松永太死刑囚は、現在も無罪を主張し再審請求を繰り返しています。面会記録や手記によると、松永は法廷当時と変わらず理路整然とした口調で自己の正当性を語り、一連の殺害行為について「緒方家が勝手に起こした内輪の争いであり、自分は止めようとしていた」という主張を一貫して崩していません。反省や被害者への謝罪の言葉は見られず、自らを悲劇の被害者として位置付ける態度を保ち続けています。
一方、女子刑務所に服役している緒方純子受刑者は、刑務作業に従事しながら、自身が手を下してしまった実の家族6名と知人男性への慰霊と贖罪の日々を送っています。弁護人や支援者とのやり取りでは、過去の凄惨な行為に対する深い後悔の念を吐露しており、かつて松永に完全支配されていた精神状態から脱し、自らの罪の重さと向き合い続けていると報じられています。