Q1:日向灘で地震が起きた場合、南海トラフ巨大地震はいつ発生するのですか?
A1:科学的に「何日何時に発生する」と断定することは現代の地震学では不可能です。ただし、M7クラスの日向灘地震が発生した直後は、プレート境界のひずみ移動により、通常時に比べて巨大地震の発生確率が相対的に高まります。気象庁が呼びかける「1週間の特別な備え」の期間中は、いつ強い揺れや津波が来ても即座に命を守る行動が取れるよう警戒を維持することが推奨されます。
Q2:宮崎県南部平野部で揺れが特に大きくなりやすい理由はなぜですか?
A2:宮崎平野は大淀川や清武川などの河川によって運ばれた土砂が堆積した沖積平野であり、地盤が比較的柔らかい砂や粘土で構成されています。こうした軟弱地盤は、固い岩盤に比べて地震波の振幅を増幅させる性質(表層地盤増幅率が高い)があるため、震源からの距離が同等であっても山間部に比べて激しい揺れになりやすい地形的特徴があります。
Q3:南海トラフ臨時情報が出された場合、仕事や学校を休んで避難生活を送るべきですか?
A3:「巨大地震注意」の段階では、社会経済活動を全面的にストップさせたり一斉避難を行ったりすることは求められていません。日頃の生活や業務を継続しながら、「すぐに避難できる服装で就寝する」「携帯電話のバッテリーを常時満充電にしておく」「水や食料を点検する」といった、即応態勢の維持を徹底することが基本方針となります(※「巨大地震警戒」が発令された場合は、事前避難対象地域における避難措置が義務付けられます)。