衣類を水洗いする際に最も確認すべきなのが桶マークです。桶の中に書かれている数字は「洗濯に使用できる液温の上限」を示しています。たとえば「40」とあれば40℃以下の水温、「30」であれば30℃以下のぬるま湯または水で洗う必要があります。
特に注意したいのが、桶の中に手が入っているデザインの手洗いマークです。この手洗いマーク桶は「40℃限度の液温で手洗いのみ可能(洗濯機洗い不可)」を意味します。洗濯機の標準コースで回してしまうと、摩擦や強い遠心力によって繊維が傷み、毛羽立ちや破れの原因になります。手洗いマークの衣類をどうしても洗濯機でケアする場合は、「おしゃれ着コース」や「手洗いコース」を選択し、弱水流で優しく洗い上げる配慮が欠かせません。
そして、桶マーク全体に大きく「×(バツ)」が描かれているものは「家庭での洗濯禁止」です。水につけるだけで繊維が膨張・収縮したり、色落ちや型崩れが起きたりするデリケート素材(ウール、シルク、レーヨン、キュプラなど)に多く付いています。このマークを無視して水洗いすると、元に戻らないダメージを負うことになります。