痛くて入らない痔の注入軟膏!劇的に痛みを減らす入れ方のコツと姿勢

痛くて入らない痔の注入軟膏!劇的に痛みを減らす入れ方のコツと姿勢

痛くて入らない痔の注入軟膏!劇的に痛みを減らす入れ方のコツと姿勢の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

自宅のトイレで立ったまま中腰になったり、便座に浅く腰掛けた状態で注入を試みていないでしょうか。中腰の姿勢は、身体の構造上、肛門括約筋に最も強い負荷と収縮がかかる体勢です。狭まった穴へ無理に直線的に差し込もうとすれば、激痛が走るのは解剖学的に当然といえます。

医療現場で推奨されている理想的な体勢は、床やベッドの上に身体の左側を下にして横たわる「左側臥位(シムス位)」です。下側の左足を軽く伸ばし、上側の右足の膝を直角に近い角度までお腹側へ引き曲げます。この姿勢をとると骨盤底筋群の緊張が解け、肛門が自然に緩むため、挿入時の抵抗が最小化されます。

挿入する角度にも明確な基準が存在します。肛門管は背中側ではなく、お腹側(おへその方向)に向かって緩やかに傾斜しています。そのため、ノズルの先端は「おへそ」を目指す角度で斜め前方へ向けて滑り込ませるのが正しいルートです。真上や背骨側へ押し込もうとすると、肛門管の側壁にノズルが衝突し、出血や組織損傷の原因となります。

どこまで入れるかという深さの目安については、決して途中で止めてはいけません。市販薬も処方薬も、ノズルの付け根付近に「段差」や「くびれ」が設計されています。このくびれ部分が肛門の縁に当たる深さ(約2〜3cm)まで、根元までしっかりと挿入する必要があります。浅い位置で薬液を出してしまうと、肛門括約筋の外側に薬剤が漏れ出し、内痔核の患部まで有効成分が到達しません。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。