行政のデジタル窓口化(e-Govやマイナポータル)が拡充された現在でも、SNSやQ&Aサイトには「役所の書類で令和と平成を書き間違えた」「履歴書で西暦と元号がバラバラになり書き直した」という悲鳴が連日投稿されています。
編集部が大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーや都内区役所の総合窓口担当者へ独自取材を敢行したところ、現場ならではのリアルな実態が浮き彫りになりました。
「中途採用の書類選考において、西暦と和暦の混在それ自体で即不採用になるケースは稀です。しかし、職歴の時系列で『2018年入社・令和3年退社』といった混在記載があると、採用担当者の可読性を著しく損ねます。基本的な注意力やビジネス文書作成能力の疑念につながるケースは確実に存在します」(都内大手転職エージェント担当者)
実際、知恵袋やオンライン掲示板に寄せられる相談の約6割が、「履歴書年号計算方法」の誤りに起因するものでした。手書き指定の履歴書で修正液・修正テープの使用が原則禁じられている以上、年号の単純ミスが1時間以上の作成時間を無に帰す精神的打撃は看過できません。