はちみつによるセルフケアは手軽ですが、より確実かつスピーディーに治すためには、体の内外から複合的にアプローチすることが近道です。
日中の活動中や職場などではちみつを塗るのが難しい場合は、市販薬の活用が現実的です。患部に直接貼って物理的刺激から守る「ステロイド配合パッチ剤」や、患部に密着する「軟膏」を上手に使い分けましょう。日中は市販の貼付剤で保護し、就寝前のリラックスタイムにはちみつケアを取り入れるといった併用も有効です。
また、口内炎の多くは免疫力低下や栄養の偏りによって発生します。粘膜の再生と維持に直結する「ビタミンB2(レバー、納豆、卵など)」や、免疫機能を助ける「ビタミンB6(マグロ、鶏むね肉、バナナなど)」を積極的に摂取するか、市販のビタミンB群サプリメントで補給すると回復が格段に早まります。
ただし、単なるアフタ性口内炎ではない危険な病気が隠れているケースもあります。以下の症状が見られる場合は、セルフケアを中止して速やかに耳鼻咽喉科・歯科口腔外科を受診してください。
・同一部位の口内炎が2週間以上経過しても治らない
・患部が1センチ以上の大きさになり、硬いしこりや出血がある
・口の中に無数の水疱や潰瘍が多発し、高熱を伴う
・痛みがなく、徐々に病変が広がっている(初期の口腔がんや白板症の疑い)