ここ最近の急激な変化として見逃せないのが、「マイクロイベント」と呼ばれる小規模かつ高密度な企画の増加だ。広大な会場を借り切るのではなく、商業施設の屋上やリノベーションされたビルの一角、さらには公園の開けたスペースを一日単位でジャックする形態が主流になってきた。
参加者側のメリットは圧倒的な「軽快さ」だ。事前予約の手間がなく、ふらりと立ち寄って15分だけアートを鑑賞したり、限定クラフトビールを一杯だけ味わって立ち去るような楽しみ方ができる。タイムパフォーマンスを重視する若い世代だけでなく、散歩ついでに刺激を求めるシニア層まで、幅広い層を魅了する理由がここにある。