環境意識の高まりと家計の防衛本能が交差する中、この調理法が持つ「エコ性能」も無視できない数字となって表れている。ライフスタイル系シンクタンクの試算によれば、標準的なパスタ調理と比較して、フライパンひとつでの調理は水の使用量を最大で約60%削減できるという。
一般的なパスタ調理では2〜3リットルのお湯を沸かす必要があるが、ワンパン方式であれば400〜500ミリリットル程度で十分だ。水量が少なければ、当然ながら沸騰にかかるエネルギーも大幅に削減される。ガス代・電気代の節約額は1回あたりわずか数十円かもしれない。しかし、これが年間を通して、あるいは数百万世帯規模で積み重なったとき、社会全体に与えるインパクトは極めて大きい。