ボディラインの変化という視点では、両者で鍛えられる筋肉や刺激の入り方に異なる特徴が現れます。
ぽっこりとしたお腹周りの脂肪を落としたい場合、内臓脂肪は有酸素運動によって全身の脂肪とともに比較的早い段階で分解されます。総カロリー消費の大きいランニングはお腹の脂肪を落とすスピードに優れますが、ウォーキングでも「大股で腕を大きく振り、骨盤を連動させる」意識を持つことで、腹横筋や腸腰筋が刺激され、下腹部の引き締めに確かな手応えが得られます。
一方、脚やせに関しては注意が必要です。ランニングは着地時に体重の約3倍の衝撃が下半身にかかるため、フォームや筋力バランスが崩れていると、太ももの前側やふくらはぎの筋肉が過度に発達し、かえって脚が太く見えてしまうことがあります。下半身をすらりと細く引き締めたい女性や初心者には、関節への負担が少なく、お尻や太もも裏(ハムストリングス)を綺麗に使える早歩きのウォーキングが適しています。