産科学において、分娩第1期(陣痛開始から子宮口全開大まで)は、ゆっくりと開く「潜伏期(0〜3cm程度)」と、急速にお産が進む「活動期(4〜10cm)」に分かれます。つまり、子宮口4センチという診断は、本格的なお産のエンジンがかかる合流地点に立ったことを意味します。
気になる「出産まであと何時間かかるのか」という疑問に対し、厚生労働省の分娩統計や産婦人科の臨床指標を紐解くと、初産婦と経産婦では進行速度に明確な違いが確認できます。
大手Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に寄せられた初産婦の出産体験談では、「子宮口4センチから全開になるまで14時間かかり、体力の限界を感じた」という声がある一方、「経産婦スピード」を経験した母親からは「4センチと言われて病室に入った1時間半後には産声を聞いていた」という報告も寄せられています。このように、経産婦の進行速度は初産の2倍から3倍に達するケースがあり、4センチに達した段階で一切の油断が許されません。