取材に応じたサイバー犯罪アナリストによると、流出画像の背景には組織化された密売ルートが存在するという。流出元となる映像データは、客としてチェックインした「仕込み役」が微小なレンズを部屋に仕掛けるケースと、清掃業者や元従業員などの内部関係者が関与するケースの大きく2パターンに大別される。
回収された、あるいはリアルタイムでクラウドへ送信された映像データは、海外の暗号化サーバーやダークウェブ上の掲示板で暗号資産(仮想通貨)を媒介として高値で取引される。さらに、それらを購入した転売屋が一部を切り取ってSNSにサンプルとして投稿し、有料会員制グループへ誘い込むという悪質なリクルート手法が確立されている。