純烈の生みの親であり、グループの精神的支柱であるリーダー・酒井一圭。彼がかつて戦隊ヒーローの俳優から一転、先の見えない歌謡グループ立ち上げへと舵を切った際、その突拍子もない挑戦を隣で受け止めたのが一般人である愛妻だ。当時、怪我によって俳優業を断念し、収入も途絶えかけていた酒井に対し、彼女は愚痴一つこぼさず家計をやりくりし、4人の子どもを育て上げながら夫の夢を信じ続けたという。
「明日のお金すらなかった」と酒井自身が振り返る過酷な時代、妻の腹の括り方は並大抵ではなかった。深夜までスーパー銭湯の営業回りを続け、不安に押し潰されそうになる酒井を、過度な干渉をせずどっしりと構えて支え続けた。まさに「肝っ玉女房」と呼ぶにふさわしい存在だ。現在も酒井が多忙なスケジュールを消化できるのは、家庭という絶対的な安全基地を彼女が強固に守り続けているからにほかならない。