国が提示する保育の方向性を見ても、子どもの自主性尊重は最重点事項だ。こども家庭庁が推進する「こどもまんなか」の考え方や、厚生労働省が定める保育所保育指針においても、大人の指示通りに動く完璧さより、子ども自身が主体的に楽しみ表現するプロセスが重視されている。
「きれいに揃った整列」よりも「生き生きとした笑顔と挑戦」を尊重する姿勢が求められる。テーマ決めにおいても、年長クラスなどでは「どんな運動会にしたいか」「何の生き物に変身したいか」を話し合う機会を作るとよい。自分たちで決めたコンセプトだからこそ、練習に対する子どもたちの熱量は本物になる。