ボクサーパンツが世界的アイコンへと駆け上がった背景には、強烈なポップカルチャーの歴史がある。1990年代、カルバン・クラインが仕掛けたモノクロのグラマラスな広告写真は、下着を隠すものから「見せるもの」へと鮮烈に変革させた。この伝説的なカルバン・クライン アンダーウェア・キャンペーンは、男性の美意識を一変させる歴史的転換点となったのだ。
さらにスポーツ界からセンセーショナルな風を吹き込んだのがデビッド・ベッカムだ。彼の肉体美と洗練されたスタイルは、世界中の男性にアンダーウェアへのこだわりを植え付けた。映画『007 カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグが見せたワイルドな水中シーンも記憶に新しい。ポップカルチャーの第一線で描かれてきた男たちの姿は、下着が秘める魅力を時代を超えて証明し続けている。