この列車の名称が、ノーベル賞作家である川端康成の名作『伊豆の踊子』に由来していることは有名だ。昭和の時代から伊豆観光のシンボルとして親しまれてきた優等列車の系譜は、幾度もの車両更新を経て現在のモダンなスタイルへと受け継がれている。
現在主力を担うE257系電車は、伊豆の海と空をイメージしたペニンシュラブルーのリフレッシュされたデザインが特徴だ。かつての国鉄型車両からスタイリッシュな近代車両へのシフトを果たした東日本旅客鉄道(JR東日本)の運行体制は、バリアフリー対応やコンセント設備の拡充など、現代の旅行者が求める快適性を高次元で満たしている。