ミリタリー市場の盛り上がりに伴い、精巧な民生品やレプリカが多数出回るようになった。しかし、氷点下の過酷な環境で生き残るための性能には、本物とレプリカの間に大きな溝が存在する。購入時に必ず確認すべき決定的な違いは以下のポイントだ。
第一に、アンクル部分にあるエアバルブの構造である。本物の軍支給品は実際に回して空気を抜くことができる作動バルブだが、安いレプリカは単なるプラスチックの飾りに過ぎない。第二に、本体の重量とラバーの厚みだ。実物は1足あたり1.5kg〜2kg近くあり、手に取った瞬間にズシリとした重厚感がある。第三に、内部プリントの軍用コントラクトナンバー(DSAやDLAから始まる契約番号)の有無。そして第四に、内部構造だ。本物はフェルトと空気を封入した多層構造だが、レプリカは低コストな合成ウレタンフォームを使用しており、寒冷地で急速に劣化してしまう。