2023年9月、アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催された国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)主催の「ワールドマスター柔術選手権」。世界中から歴戦の猛者が集うこの最高峰の舞台に、岡田准一はエントリー名「Junichi Okada」として単身乗り込みました。出場カテゴリーは、36歳から40歳を対象とする「マスター3茶帯ライトフェザー級(64.15kg以下)」です。
大会の公式試合記録および現地中継のデータによると、岡田准一は1回戦でアメリカの実力派ファイターと対戦。序盤から低い重心で冷静に相手のガードワークを見極め、巧みなパスガードのプレッシャーと堅実なポジショニングを維持し、ポイント2-0(アドバンテージ獲得を含む判定)で競り勝つという快挙を成し遂げました。世界中から各国の地区予選や過酷なトーナメントを勝ち抜いてきた猛者だけが集うワールドマスターにおいて、初出場で1勝をもぎ取ることがどれほど過酷であるかは、柔術関係者の共通認識です。
続く2回戦(準々決勝進出をかけた大一番)では、同階級の優勝候補と激突。惜しくもポイント差で敗れベスト8進出こそ逃したものの、試合終了ブザーが鳴る瞬間まで決してタップ(降参)を奪われることなく、攻防の主導権を激しく争い続けました。現地で視察した格闘技専門誌の記者やトッププロ選手たちは口を揃えて「芸能人が記念出場したレベルではない。ガードの硬さ、フレームの作り方、重心の重さは完全に職人肌の茶帯トップ選手そのもの」と驚嘆の声をあげています。