男子シングルスの優勝候補筆頭として君臨するビクトル・アクセルセンの存在感は、今大会でも圧倒的だ。高身長から繰り出される角度のある強烈なスマッシュは、相手レシーバーの一歩目を完全に封じる。だが、絶対王者といえども油断は許されない。追う側の若手勢が繰り出すアグレッシブなスピード展開が、王者の牙城を脅かしつつある。
シャトルの初速が時速400キロを超える過酷な攻防の中で、戦術のアップデートはリアルタイムで進む。パワーで圧倒するアクセルセンに対し、前衛でのインターセプトを狙うチャレンジャーたち。王者が風格を見せつけて逃げ切るのか、それとも世代交代の狼煙が上がるのか。一進一退の攻防から目が離せない。