鳥取自動車道をはじめとする高規格幹線道路は、山陰と山陽・関西圏を結ぶ物流の大動脈だ。しかし、ひとたび大雪による集中豪雪に見舞われれば、勾配区間での立ち往生が発生し、広域的な交通麻痺を引き起こすリスクを常に抱えている。
こうした事態を未然に防ぐため、ITS・道路交通情報通信システムと連動した冬期道路防災・交通規制情報の発信が強化されている。路側センサーが路面摩擦係数や気温の急激な低下を感知すると、電光掲示板や車載情報端末を通じて瞬時にドライバーへ警告が送られる。スタック車両が1台発生しただけで高速道路全体が閉鎖に追い込まれるのを防ぐため、予防的な通行止め判断と迅速な集中除雪が同時並行で進められている。