ネット上やSNSでは、「屋根があるから雨天でも安心」「誰でもお金を出せば借りられる」といった誤った認識が散見されます。ここで代表的な3つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:屋根がついたので雨天時も完全に濡れない?
新国立競技場の屋根はスタンド席を覆うように設計されていますが、中央のフィールド部分は開口しています。そのため、アリーナ席全面とスタンド1層目の前方列は雨が直接吹き込みます。傘の使用は安全上禁止されているため、レインコートやポンチョの持参が必須です。
誤解2:東京ドームのように年間何十組もライブができる?
東京ドームは年間を通じて数十日以上の音楽イベントが開催されますが、国立競技場はあくまで「独立行政法人日本スポーツ振興センター」が管理する国立のスポーツ施設です。年間の音楽利用日数には厳格な枠が設定されており、商業的利益だけでスケジュールが埋められることはありません。
誤解3:音漏れ参戦ができる?
旧国立時代は外周の明治公園などで「音漏れ」を聴くファンが集まる光景が見られましたが、新国立競技場は外周デッキの警備体制が大幅に強化されており、公演中はチケット不保持者の滞留が厳格に規制されます。周辺住民への配慮からも、敷地外での長時間の待機は厳に慎むべきマナーとなっています。