今回の台風15号がここまで猛烈な勢力を得た背景には、2026年に入り顕著となっている太平洋の海水温上昇がある。日本近海の海面水温が平年より2度以上高い状態が続いており、これが台風へ大量の水蒸気を供給し続ける「燃料」となった。
気象庁の解析によると、中心気圧は945hPa、最大瞬間風速は60メートルを超えると推計される。この規模の台風が本州に接近すれば、樹木の倒壊や電柱のなぎ倒しだけでなく、堅牢な造りの建物でも屋根材が飛散する危険性がある。単なる「雨台風」ではなく、「破壊的な暴風台風」としての側面を併せ持つ点に最大級の注意が必要だ。