シンスプリントは患部を揉むな!痛みを劇的改善する正しいほぐし方

シンスプリントは患部を揉むな!痛みを劇的改善する正しいほぐし方

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Q1:すねが痛いとき、お風呂に入って湯船の中で揉むのは効果的ですか?
A1:入浴によって全身の血行を促すこと自体は筋緊張の緩和に有効ですが、湯船の中であっても痛むすねの骨際を揉むのは厳禁です。温まって組織が柔らかくなっている状態であっても、骨膜の炎症部分を刺激すれば毛細血管を傷めて翌日の痛みを増大させます。湯船の中では患部を揉むのではなく、ふくらはぎの肉厚な部分を優しく包むように揺らしたり、足の指をグーパーと開閉して足裏をほぐす程度にとどめてください。

Q2:マッサージガンを使う場合、どの強さで何分くらい当てるのが安全ですか?
A2:最も弱い振動レベルに設定し、1箇所あたり60秒から最長でも90秒以内にとどめてください。長時間の照射は筋線維を逆に硬直させる恐れがあります。当てる部位は必ず「ふくらはぎの裏側の中央」や「太もも・すねの外側の筋肉」に限定し、すねの内側の骨際から指3本分以上離れた筋肉の部分にのみ軽く添えるように使用します。

Q3:完全に練習を休まず、マッサージやストレッチだけで治すことはできますか?
A3:走る初期に少し痛む程度(軽度)であれば、走行距離を半分以下に減らし、アスファルトから土や芝生のコースに変え、後脛骨筋や足裏のケアを徹底することで回復に向かうケースもあります。しかし、「走っている間ずっと痛い」「走り終わった後も歩行が困難」というレベルの場合は、患部への衝撃(荷重)を一時的に遮断しない限りマッサージだけで完治させることは不可能です。数日間ランニングを休止し、患部の安静を保ちながら連動部位をほぐす勇気が最短の復帰をもたらします。

Q4:湿布を貼るのとマッサージをするのはどちらを優先すべきですか?
A4:目的が異なるため併用が理想的です。湿布(消炎鎮痛剤)は骨膜の炎症反応を化学的に鎮めるために患部に直接貼るのが適しています。一方でマッサージは骨膜を引っ張っている筋肉の緊張を物理的に解くために行うものです。患部には湿布を貼り、マッサージは患部から離れた「ふくらはぎ」や「足の裏」に対して行うという役割分担が最も安全で確実なケア手順となります。

森 瞳
著者

森 瞳

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