Q1:100円ショップのボタン電池(CR2016等)は品質的に問題ありませんか?すぐに液漏れしませんか?
A1:大手100円ショップで流通しているリチウムコイン電池(CR規格)の多くは、国内主要メーカーのOEM製品や国際標準規格(IEC)に準拠したものであり、通常使用において極端に寿命が短い、あるいは即座に液漏れを起こすリスクは極めて低いです。ただし、アナログ用の酸化銀電池(SR規格)に関しては、店舗によって互換性のあるアルカリボタン電池(LR規格)しか置いていない場合があります。LR電池を使用すると電圧降下が早く、時計が遅れたり短期間で止まったりするため、必ず指定された型番の電池を選定してください。
Q2:裏蓋の小さなネジ山を舐めてしまい、ドライバーが空回りして外せなくなりました。対処法はありますか?
A2:ネジ頭に幅広の輪ゴムを噛ませてから精密ドライバーを強く押し当てて回す方法が有効です。それでも回らない場合、市販の「ネジ滑り止め液」を使用します。絶対にやってはいけないのは、力任せに回し続けることです。ネジ穴が完全な円形に削れるとドリルでの破壊救出しか選択肢がなくなり、プラスチックケース本体を溶かして時計全体が再起不能になります。
Q3:電池交換が終わり裏蓋を閉めた後、操作音や毎正時のアラーム音が鳴らなくなりました。
A3:内部基板から直立している「極小の金色のスプリング(バネ)」が作業中に脱落・紛失しているか、裏蓋の裏表を上下逆さまに取り付けている可能性が極めて高いです。裏蓋の裏面にある金色の円形プレート(圧電素子)にバネの先端が正確に接触していないと、ブザー回路が通電しません。作業デスク周辺に極小のバネが落ちていないか探し、裏蓋の向き(CASIOロゴの上下)を正しく確認して組み直してください。