ポップカルチャーの華やかさの一方で、社会や国際情勢に目を向けると、重厚なニュースや未曾有の事件が相次いだ一年でもありました。
- アトランタ五輪と有森裕子の名言(7月): アトランタ五輪女子マラソンで有森裕子が銅メダルを獲得。「初めて自分で自分をほめたいと思います」と涙ながらに語った言葉はその年の流行語大賞に選ばれ、多くの日本人に深い勇気を与えました。
- O157集団食中毒の猛威(7月): 大阪府堺市の小学校給食を中心に、病原性大腸菌「O157」による大規模な集団食中毒が発生。全国で患者が9,000人を超え、学校給食の衛生管理基準が根本から見直される契機となりました。
- ペルー日本大使公邸占拠事件(12月): ペルーの首都リマにある日本大使公邸が左翼ゲリラ「MRTA」に襲撃・占拠され、青木盛久大使ら多数の要人が人質となった事件。翌年4月の特殊部隊突入まで続く長期の国際人質危機となりました。
- 「住専国会」と金融システム不安: バブル崩壊で巨額の不良債権を抱えた住宅金融専門会社(住専)の処理を巡り、6,850億円の公的資金(税金)投入が国会で大激論に。日本経済が「失われた20年」の構造不況へ足を踏み入れた瞬間でした。