グローバルな国際報道ジャーナリズムの視点から日韓の科学力を俯瞰すると、両国の決定的な違いは「研究の持続性」にあることがよく分かる。日本のノーベル賞受賞者の多くは、30代から40代で行った地道な実験や発見が、数十年を経て評価されている。
つまり、今日本が受け取っている果実は、半世紀近く前の研究環境がもたらしたものだ。予算の短期的な費用対効果ばかりを追い求める現代の競争社会において、過去の日本が育んだ「一見無駄に見える研究への寛容さ」こそが最大の資産だった。韓国のジャーナリストたちは、この時間差の壁をどう埋めるべきかという難題に直面し、頭を抱えている。