「骨格ストレートと診断されたのに、ハリのあるオーバーサイズシャツを着ると事故る」「ウェーブタイプ向けのかわいらしい服を着ると、どこか違和感がある」——こんな悩みを抱えた経験はないだろうか。
日本国内において骨格診断を一般化させた功労者といえば、一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト協会の二神弓子氏だ。彼女が確立した3タイプ骨格診断(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)は、骨格や筋肉・脂肪のつき方から「最も身体がきれいに見える服の質感とシルエット」を導き出す畫期的なシステムとして広まった。
しかし、人間の体型は当然ながらたった3パターンに綺麗に分類できるほど単純ではない。上半身はストレートの厚みがあるのに下半身はウェーブ特有の華奢さがあったり、骨組みはナチュラルだが肌の質感はソフトだったりと、「ミックスタイプ」に悩む女性たちが相次いだのだ。こうした現場の声を背景に、より多様なボディラインと個性を精密に分類するために生まれたのが、9タイプへの細分化プロセスである。