十一番隊の序列において、弓親は長らく「五席」のポジションに留まっていました。しかし、これは実力相応の順位ではありません。弓親自身が「三は一角の数字、四は美しくない(死に通じる)、だから三に形が似ている五を選んだ」と語る通り、完全に自らの美学と一角への敬意で選んだ席次です。
相棒である斑目一角は、直接攻撃系の極致とも言える卍解「龍紋鬼灯丸」を習得しています。一角の卍解は爆発的な破壊力を持つ反面、耐久力や霊圧の溜まりに時間がかかるというリスクを抱えていました。対照的に、弓親の瑠璃色孔雀は搦め手でありながら、捕らえさえすれば格上の相手の霊圧すら無力化して奪い去るという、搦手系の中でも屈指の決定力を誇ります。
純粋な殴り合いを是とする十一番隊の価値観を外れて客観的に評価すれば、弓親の戦闘能力と搦め手の戦術眼は、護廷十三隊の各隊副隊長を凌駕し、一部の隊長格すら脅かすレベルに達していると考察できます。