折り紙が持つミステリアスで繊細な美学は、ポップカルチャーや海外メディアを通じても世界のファンへと伝播してきた。映画『ブレードランナー』の劇中で登場人物が静かに残す折り紙のフィギュアは、言葉を超えた内面描写として映画史にその名を刻んでいる。
近年ではその波がデジタルプラットフォームへと波及した。YouTubeでは世界中のクリエイターが超大作のメイキングやスピードフォールディングの動画を投稿し、数百万回規模の再生数を記録。さらにNetflixのドキュメンタリー番組などでも、日本の折り紙文化が生み出す驚異的なペーパーアートの世界が取り上げられ、世界的なコミュニティ形成に拍車をかけている。