2020年12月、錦織圭が元モデルの観月あこ(本名:山内舞)さんとの入籍を発表した際、スポーツメディアは一斉にこれを報じた。長年交際が伝えられていたふたりだが、その道のりは決して平坦なものではなかった。ツアーに同行する姿が度々捉えられる中、一部のメディアやファンの間では賛否が渦巻き、過熱する報道に晒された時期もあった。
しかし、当事者である二人の意思が揺らぐことはなかった。極限のプレッシャーと背中合わせのプロテニス世界において、彼女は錦織の身体ケアや精神的なサポートに徹底して尽力した。度重なる股関節の手術や過酷なリハビリ期間中、最も近くで彼を励まし、静かに寄り添い続けたのが妻の存在だったのだ。周囲の喧噪をよそに築き上げられた固い信頼関係こそが、電撃結婚へと結実した最大の理由と言える。