役者としての赤西仁を不動のものとしたのが、日本テレビ系列で放送された『ごくせん 第2シリーズ』だ。平均視聴率28%超という記録的な数字を叩き出したこの大ヒット青春学園ドラマで、彼は矢ブキ隼人役を熱演した。
共演した亀梨和也とのコンビネーションは、画面を超えて視聴者の感情を揺さぶった。撮影現場では台本通りのセリフにとどまらず、即興の掛け合いやアドリブが日常茶飯事だったという。現場スタッフの証言によれば、深夜に及ぶハードな撮影の合間、二人は互いの演技プランについて真剣に議論を戦わせていた。「仁亀」と呼ばれたあの熱気は、偶然の産物ではなく、互いの才能を認め合った若き二人が生み出した奇跡の化学反応だった。