あまりにも人間離れした絵柄と世界観を持つ作品群だけに、かつて実写映画化が発表された際にはエンタメ業界に激震が走った。特に大きな話題を呼んだのが、代表作『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち』の映画化において、実力派俳優の松山ケンイチが主人公・山田太郎役に抜擢されたことだ。
坊主頭にパンツ一丁という強烈なビジュアルを完璧に再現し、体当たりの演技でスクリーンの上に画太郎ワールドを現出させた松山ケンイチの圧倒的な存在感は、原作ファンからも絶賛を浴びた。二次元のナンセンスギャグを三次元に昇華させるプロセスにおいて、漫☆画太郎の生み出すキャラクターがいかに圧倒的な強度を持っているかが証明された瞬間でもあった。