楽曲そのものに加えて、「怖い」という印象を決定づけているのが公式ミュージックビデオ(MV)の独特な世界観です。映像作家・野田智雄氏が手掛けたこのMVは、全体を通してどこか非現実的なトーンで統一されています。
回転するカメラワーク、淡く無機質なトーンの光、そしてメンバーが定点で演奏しながら時折見せる無表情な佇まいは、観る者に強い浮遊感と閉塞感を与えます。生身の人間が存在している現実空間というよりも、記憶の底や死後の世界を覗き見ているかのような異質感が漂っており、幼少期にこの映像を観てトラウマになったと語るファンも少なくありません。