安比高原スキー場が長年にわたりトップスキーヤーから熱狂的な支持を集める最大の要因は、標高1,304mの前森山と1,328mの西森山の北斜面に広がる地形と、気象条件の奇跡的な合致にあります。本州でありながら北海道・ニセコや富良野に匹敵する超低湿度の雪が降り積もり、踏みしめても固まりにくいサラサラの雪質が維持されます。
安比高原スキー場コースマップを確認すると、そのスケールは圧巻です。総コース数21コース、総滑走距離は実に43kmに及び、最長滑走距離はヤマバトコースの約5.5kmに達します。初級者が山頂からロングクルージングを楽しめる緩やかなロングコースから、最大斜度30度を超える非圧雪バーンまで、レベルを問わず誰もが滑りの醍醐味を味わえる設計が施されています。
さらに近年、スキーヤーの心を掴んで離さないのが安比高原スキー場ツリーランエリアの存在です。西森山や前森山の広大な樹林帯を開放した非圧雪ゾーン(「アタック」「ブラボー」「クルーズ」など全6エリア)では、手つかずのディープパウダーを安全管理されたエリア内で満喫できます。降雪後の朝一番には、極上の浮遊感を求めてファーストトラックを狙う愛好家たちが列を作ります。