かつやで注文時に最も迷うのが「梅・竹・松のサイズ差」と「ロースとヒレの肉質差」です。この選択ひとつで摂取カロリーが400〜500kcalも変動するため、各仕様の違いを正確に把握しておく必要があります。
梅・竹・松の最大の相違点は「豚肉の重量」と「卵の個数」です。梅はロース80g・卵1個、竹はロース120g・卵1個、そして松は80gロースが2枚(計160g)に卵2個という豪快な設計になっています。豚肉は揚げることで衣が油を吸収するため、肉の重量が増加するほど油の吸着量も掛け算式に跳ね上がります。
【ロース肉とヒレ肉の栄養学的アプローチ】
ロース肉は適度な脂身(リピッド)を含み、コクとジューシーさに優れる反面、100gあたりの脂質は約19gに達します。一方、ヒレ肉は赤身中心の希少部位であり、脂質は100gあたりわずか約3.7gとロースの5分の1以下です。衣をつけて油で揚げた後でも、ヒレカツはロースカツに比べて1食あたり約130〜180kcalカットできます。脂質を徹底して抑えつつ筋肉合成に必要なアミノ酸を補給したい場合、迷わずヒレカツを選択するのが鉄則です。