バイクコミュニティや長期所有者の手記を詳細に分析すると、評価は明確に「愛車を深く愛する層」と「失望して早期売却した層」の二極化を見せています。
満足しているオーナーの多くが口を揃えるのは、シート高670mmがもたらす抜群の足つき性と、空冷Vツイン特有の心地よい鼓動感です。あるオーナーは手記の中で次のように記しています。
「信号待ちで両足がペタリと地面に着く安心感は代えがたい。60km/h前後で田舎道を流しているとき、空冷Vツインが奏でる『ドコドコ』というリズムに包まれる瞬間こそ、ドラッグスターに乗っていて一番幸せな時間だ。」
対照的に、後悔を口にするオーナーからはマスツーリング(集団走行)での挫折体験が数多く語られています。SNSやツーリング掲示板には次のような切実な告白が見受けられます。
「友人の250ccスポーツネイキッドや400ccクラスとツーリングに行った際、高速道路の合流や料金所からのダッシュで一瞬で引き離された。追いつこうとアクセルを開け続けると、ステップとハンドルから猛烈な振動が発生し、手が痺れて景色を楽しむ余裕など一切なかった。」
このように、ドラッグスター250に対する不満は「バイク自体の欠陥」ではなく、「他者との比較やハイペースな環境への適応不足」から生じている実態が浮き彫りとなっています。