在宅ワークや軽い外出で「日焼け止めのみ塗布」という生活様式が定着した現在、最も検索されているのが日焼け止めのみの日にクレンジングが必要とされる理由です。
「石けんで落とせる」と明記された日焼け止めであっても、近年の製品は汗や擦れへの耐久性を高めるため、シリコーンオイルやフッ素樹脂系ポリマーで被膜を形成する処方が主流となっています。化粧品技術者の検証データでも、洗浄力の穏やかなアミノ酸系洗顔料を1回使っただけでは、日焼け止めの紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)が毛穴内に約25〜35%残留するケースが報告されています。
肌表面に残留した紫外線防止剤や皮膜剤は、ターンオーバーを阻害し、ニキビやゴワつきの引き金になりかねません。「石けんオフ可能」という表記は、入念な予洗いや多量の泡での2度洗いを前提としている製品も多く、結果的に肌を擦る回数が増えてバリア機能を傷つけるリスクを孕んでいます。そうであれば、低刺激なクレンジング剤を短時間なじませて一度で洗い流す方が、皮膚への摩擦ストレスを最小限に抑えられます。