広瀬アリスさんが芸能界入りを果たしたのは、地元・静岡県のお祭りでスカウトされた小学生のときでした。当時の彼女はバスケットボールに打ち込むスポーツ少女であり、肌は小麦色に焼け、短髪で少年のような面影を残していました。ファッション誌『Seventeen』の専属モデルとして本格的に活動をスタートさせた広瀬アリスのデビュー当時画像を振り返ると、はっきりとした彫りの深い目鼻立ちを持ちながらも、全体的に丸みを帯びた輪郭とフレッシュな力強さが際立っています。
一方、広瀬アリスの昔と現在を比較したとき、視聴者が最も大きなギャップを覚えるのは、かつて画面から溢れ出ていた「骨太で健康的な野生味」が、極めて透明感のあるシャープな造形美へとシフトした点です。かつてバラエティ番組などで見せていた親しみやすい豪快なキャラクター像と、近年のシリアスな役柄で見せる凛とした横顔の差が、「顔が変わった」という強烈な印象を生み出しています。
また、妹である国民的俳優・広瀬すずさんとのパブリックイメージの対比も、この話題を増幅させる触媒となりました。かつてメディアや一部ネットコミュニティでは広瀬アリスと広瀬すずの比較が執拗に行われ、妹の繊細でドーリーな顔立ちに対して、姉のアリスさんは「彫りが深くハーフ顔で男前」「体格ががっしりしている」と評される傾向にありました。そうした固定観念を抱いていた層が、大人のエレガンスをまとった現在の姿を目にしたことで、激変というセンセーショナルな捉え方へと繋がった背景があります。