使い始めてから1〜2年が経過した端末で発熱頻度が増えた場合、まず疑うべきはバッテリーの劣化症状です。リチウムイオン電池は充放電を繰り返すことで内部抵抗が増加し、電気エネルギーが効率よく変換されずに余分な熱として放出されやすくなります。「急激に電池残量が減る」「残量表示が不安定になる」といった現象を伴う過熱は、典型的なスマホの寿命サインです。
さらに危険なのが、熱を帯びたバッテリー内部で電解液が分解されガスが発生する現象です。背面パネルや画面が押し上げられるようなスマホの膨張と発火リスクは決して無視できません。変形したバッテリー内部ではショート(短絡)が発生しやすく、最悪の場合は激しい発煙や火災に直結します。本体が盛り上がっているのを確認した際は、使用と充電を直ちに中止しなければなりません。