昔から「お腹が前に尖って突き出ると男の子」「全体的に丸く横に広がると女の子」といった言い伝えが語り継がれています。家族や職場の人から体型を見て性別を推測された経験を持つ方も多いはずです。
しかし、現代の周産期医療において、お腹の突き出し方や広がり方と赤ちゃんの性別に科学的根拠・因果関係は一切ないことが証明されています。
お腹の形を決定づけているのは、性別ではなく「妊婦さんの骨盤の傾き」「腹筋の締まり具合」「皮下脂肪の付き方」「子宮内での胎盤の位置や赤ちゃんの背中の向き」です。骨盤が前傾していると子宮は前にせり出しやすく、腹壁が柔らかい経産婦は全体的に丸みを帯びやすくなります。
妊娠6ヶ月になるとエコー検査の解像度も高まり、赤ちゃんの外性器の形態から性別が正確に判明する確率が一気に高まります。言い伝えは周囲とのコミュニケーションのひとつとして楽しむ程度に留め、赤ちゃんの健やかな発育を第一に見守りましょう。