カレーの日と学校給食の歴史を巡っては、ネット上でいくつかの誤った認識が定着しています。報道検証の観点から、代表的な3つの誤解を正します。
誤解①:「カレーは米の消費拡大のために無理やり給食に導入された」
真相:確かに1976年(昭和51年)に米飯給食が正式導入された際、子どもたちがパン食に慣れていたため「白米を食べさせるキラーコンテンツ」としてカレーライスが強力に機能した側面はあります。しかし、カレー自体はそれ以前のパン給食時代から「カレースープ」「カレーシチュー」として極めて高い人気を誇っていました。米余り対策のためだけに上から押し付けられたのではなく、現場の圧倒的なリクエストに応える形で定着したのが実情です。
誤解②:「1月22日はレトルトカレーを食べる日である」
真相:前述の通り、レトルトカレーの公式記念日は大塚食品がボンカレーを発売した日にちなむ2月12日(レトルトカレーの日)です。もちろん1月22日にレトルトを食べても全く問題ありませんが、業界の歴史的区分としては別個のルーツを持っています。