軽度認知障害(MCI)の段階で適切なアプローチを行えば、約16〜40%の人は健常な状態へ回復(リバース)するか、進行を大幅に遅らせることが可能であることが近年の医学研究で実証されています。
今日から始める認知症予防・日常生活の改善
- デュアルタスク(多重課題)の習慣化:散歩をしながらしりとりをする、計算をしながらステップ運動を行うなど、身体と頭を同時に使う運動を取り入れる。
- 地中海食を中心とした食生活:青魚に含まれるDHA・EPA、オリーブオイル、緑黄色野菜、豆類を積極的に摂取し、脳の血管健康を維持する。
- 社会的孤立の防止:週に数回でも他者と対面で会話を交わす機会を持つ。聴力の低下(難聴)は認知症の重大なリスク因子であるため、補聴器の早期装用も不可欠です。
いざという時の早期発見・公的相談窓口
家族の言動に強い違和感を覚えた場合、まずは各市区町村に設置されている地域包括支援センターへ連絡してください。保健師や社会福祉士、主任ケアマネジャーが常駐しており、無料で相談を受け付けています。また、かかりつけ医から紹介を受けて「もの忘れ外来」や神経内科・精神科の専門医を受診することで、早期診断と最新の治療方針を確立できます。