Q1:「無敵の人」になりやすい人の学歴や経歴に特定の傾向はありますか?
A1:高学歴や過去に大手企業に勤めていた人物が転落するケースも多く、学歴や元の職種だけで一概に断定はできません。共通するのは、挫折した際にやり直せる人間関係のネットワーク(友人・家族・地域)が完全に断絶していた点です。プライドが高く失敗を他人に相談できない人ほど、急激な孤立に陥りやすい傾向があります。
Q2:身近な家族が引きこもりを続け、将来的に危険な状態にならないか心配です。どこに相談すべきですか?
A2:まずは各自治体に設置されている「ひきこもり地域支援センター」や、福祉事務所内の「生活困窮者自立支援窓口」への相談が第一歩となります。当事者本人が同行しなくても、家族のみで相談を受け付けています。親が元気なうちに第三者の支援機関とつながりを作っておくことが決定的な予防策となります。
Q3:警察による治安維持や監視カメラの増設で「無敵の人」の事件は防げますか?
A3:監視カメラや警備員の配置は犯行場所の変更を促す抑止効果はあるものの、根本的な解決にはなりません。失うものがない人物は逮捕のリスクを意に介さないため、物理的な警備と並行して、人々を「失うものがない状態」にまで追い詰めない社会保障とメンタルヘルスのインフラ整備が不可欠です。