秋元梢の原点を語る上で欠かせないのが、父である元横綱・千代の富士(第58代横綱・九重親方)の存在です。秋元家は、父・母、そして兄(剛氏)、姉(優氏)、秋元梢、そして幼少期に亡くなった妹の4人兄妹という家族構成です。相撲部屋という特殊な環境で育ち、礼儀作法や勝負の世界における厳しさを幼少期から肌で感じてきました。
モデルを目指した当初、父からは「やるなら中途半端ではなく、一番を目指せ」と背中を押されたといいます。デビュー当初は親の威光に頼ることを嫌い、本名を伏せてオーディションを受け続けたエピソードは業界内でも有名です。2016年7月に父が膵臓癌で逝去した際も、気丈に振る舞いながらモデルとしての責務を果たし、手記や特番インタビューでは「父の誇りを胸に、自分の足で立ち続ける」という強い覚悟を明かしています。