ライブカメラを閲覧する際、知っておくべき技術的制約が存在します。第1に、YouTube等のストリーミング配信にはおよそ3秒から15秒程度のエンコード遅延が発生している点です。現場での待ち合わせに秒単位で同期させようとするとズレが生じるため、あくまで全体の傾向を捉えるツールと認識すべきです。
第2の盲点は「画角による錯視」です。高所から見下ろす俯瞰映像では、人間同士の前後間隔が圧縮されて実際以上の過密状態に見えがちです。逆に、川沿いを見渡す水平画角では、橋の下に滞留している集団が死角になり、現場に行くと想定以上の混雑に直面することがあります。正確な状況把握には、広域視点と局所視点の2つのカメラ映像を照らし合わせるリテラシーが求められます。