伊勢神宮の遥拝殿として明治時代に創建された東京大神宮は、神前結婚式を創始した神社としても知られ、格式高い神域です。ご利益をしっかりと受け取るためには、お賽銭の金額だけでなく基本的な参拝マナーを遵守することが欠かせません。
境内に入る際は、鳥居の前で立ち止まり一礼を捧げます。参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれる神様の通り道であるため、端を静かに歩くのが礼儀です。手水舎で両手と口を清めた後、いよいよ拝殿へと進みます。
賽銭箱の前では、以下の「二礼二拍手一礼」を正しく行いましょう。
- 賽銭箱の前に立ち、浅い礼をしてからお賽銭を静かに入れる(投げ入れずに滑り込ませるように納める)。
- 深いお辞儀を2回繰り返す(二礼)。
- 胸の高さで両手を合わせ、右手を少し手前に引いてから2回柏手を打つ(二拍手)。
- 指先を揃えて手を合わせ、心の中で神様への感謝を伝えた後に自分の願いを述べる。
- 最後に深いお辞儀を1回行う(一礼)。
願い事だけを一方的に伝えるのではなく、まずは「今日ここへ無事に参拝できたことへの感謝」と「自身の名前・住所」を心の中で名乗ることが、参拝作法における重要な心得です。