著名人を親に持つ二世タレントが、親のネームバリューを足がかりにファッションモデル業界へ進出するケースは枚挙にいとまがない。パリコレクションや東京ガールズコレクションをはじめ、華やかなステージで脚光を浴びる二世モデルたちの存在は、常に世間の羨望と批評の対象となってきた。
だが、その華やかさの裏には常に「親の七光り」という過酷なプレッシャーがつきまとう。大衆が岡村孝子の娘に対してモデルとしての活動を期待したり想像したりする背景には、近年の二世ブームが定着したエンターテインメント業界の構造がある。美男美女の血筋を引いているはずだという大衆の先入観が、無意識のうちにモデルデビューというシナリオを欲している側面は否めない。