インターネット上の断片的な情報だけで佐柳島を訪れると、現地で大きなギャップに直面します。渡航前に知っておくべき3大誤解を解き明かします。
誤解①:「島じゅうが猫で埋め尽くされている」
かつて数十頭から百頭以上が群れていた時代から、島の少子高齢化や過疎化とともに、ボランティアによるTNR(不妊去勢手術)が進んだ結果、猫の頭数は適切な頭数にコントロールされつつあります。集落内を歩けば確実に猫たちに出会えますが、「歩く足の踏み場もない」というような過剰なイメージを抱いていると肩透かしを食らいます。
誤解②:「島に行けば美味しい海鮮丼や定食が食べられる」
佐柳島には常設の飲食店がほぼ存在しません。ネコノシマホステル内の喫茶営業も営業日や時間が限られており、冬期や平日は休業している場合があります。昼食や補給用の飲料水、軽食は必ず多度津港に乗る前に本土側で購入し、持参することが必須です。
誤解③:「猫にエサをたくさんあげて喜ばせたい」
観光客が残したエサ(置きエサ)はカラスや害虫を呼び寄せ、集落の衛生環境を悪化させる最大の要因となっています。エサやりを行う際は、必ず猫が食べきれる量だけを手渡しで与え、食べ残しはすべて持ち帰るのが鉄則です。